2007/7/30 月曜日

フリーソフト:LimeWire、じゃなくってFrostWire

FrostWireはP2Pのソフトですが、走らせるとLimeWireにそっくりです。って当たり前で、LimeWireのソースをベースに手を入れてビルドして配布しているだけのようです(少なくとも今の時点では)。以前はアップデートしようとするとLimeWireをダウンロードしたりしてたので(笑)、どれだけ手を入れているのか不明ですが。

基本的にLimeWireのコミュニティの一部の人が、LimeWireがRIAA(全米レコード協会)の圧力でDRMの採用を考慮していることを憂慮して、LimeWireのコードをベースにスピンアウトしたというストーリーのようですが、現段階ではLimeとFrostではほとんど違いはないような感じがします。

機能的には有料のLimeWire Proと同レベルのようです。(基本的にLimeWireではフリー・バージョンとProは同一のソースコードで、パラメータが一部違うだけのようですが)

有料のLimeWire Proバージョンを買いたくない人には、一つの選択肢かもしれません。ただ自分でビルドしたLimeに比較するとちょっと動作が重いような気がするのですが、気のせいでしょうか?

FrostWire

2007/7/27 金曜日

WSJ:ジョブズのボタン嫌悪症・・・

ウォールストリート・ジャーナルはiPhoneのインターフェースにひっかけて、ジョブズ氏のボタン嫌いのハナシを載せています。すこし面白い話も載っていたのでちょと紹介。

AppleのCEOにとってボタンはまさしく長年にわたって「ホット・ボタン」(激しい反応を起こさせる問題)だった。Appleのユーザー・インターフェース・エキスパートだったブルース・トグナツィーニ氏によると、ジョブズ氏は最初のMacintoshのキーボードに↑、↓、←、→のキーを断固として付けさせなかった。

見た目がごつくなるのを抑えるためだったようですが、確かに見た目はスマートになったものの、ユーザーは矢印キーを熱望していたようで、トグナツィーニ氏はジョブズ氏が1985年に会社を去った直後にキーボードのキーを増やす提案をしたそうです(結局キーの数は初代Macのほぼ2倍になりましたとさ・・・)。

また4年前に、もういくらなんでもマルチボタン・マウスを出したらどうかと提案した元重役に対しても全く聞く耳を持たなかったようです。結局2年前にはマルチボタン・マウスを出すことになりましたが、スティーブ・ウォズニアック氏によると

個人的な理由にせよデザイン上の理由にせよ、スティーブが何か思いついたら、ほとんど一生考えを変えることはないんだ。スティーブが間違ってるってことを誰かが徹底的に証明するまではね。

だそうです。そしてとうとう、いつもジョブズ御大が着てる服と同じくらいボタンの無いケータイを売り出したわけですが、やはりこれくらい骨がらみの執念でもないと本当にシンプルな製品は出ないのでしょうねぇ。

Wallstreet Journal

2007/7/26 木曜日

Apple、第3四半期の業績を発表:利益は前年同期比73%増

アップルは第3四半期の業績を発表しました。前年同期比で利益は73%増の8億1,800万ドル、売上は24%増の54億1,000万ドルと相変わらず好調で、株価は時間外で一時150ドルを突破した模様です。

1株あたりの利益は92セント(前年同期の54セント)とウォール街の事前のコンセンサス予想72セントを大きく上回っています。粗利益率も36.9%と前年同期の30.3%からさらに上昇しており、ハードウェア会社の粗利益率とは言えない水準になっています。

Macの販売台数は前年同期比33%増の176万台で四半期の数字としては過去最高を更新したようです。このうちデスクトップが63万4,000台、ノートブックが113万台とのことです。iPodの販売台数の前年同期比で21%増の980万台と、第2四半期(1,050万台)比ではやや落ちていますが、これも市場の予測を上回る強さでした。

尚、iPhoneに関しては、第3四半期に入る1.5日間の間の売上は27万台とのことで、これはATTのアクティベーションの数と大体一致しています。

iPhoneの2日間の売上が40万台とか50万台とか過大に期待されていたので、先日ATTのアクティベーションの数が発表されると一気に失望売りが出ていましたが、足下の数字の堅調さでこのニュースも吹き飛んだ感じです。

声明ではジョブズ御大は第4四半期末までに、iPhoneを100万台、そして2008年には1,000万台という目標を再表明しているようです。

第4四半期に関してはAppleは売上57億ドル、1株あたり利益65セントと相変わらず保守的な予想を示しています。

Apple第3四半期業績発表(米アップル)

2007/7/25 水曜日

スクリーン・セーバーですが面白いです、これ。

スクリーン・セーバーにそれほど実用的な意味があるかどうかは別として、今でも時々面白いものがあって感動させてくれるのですが、このiSight Screensaversもかなり面白いです。

名前が示すように、iSight(またはその他のQT互換のカメラ)で映るビデオにリアルタイムで色々なエフェクトをかけて画面上に表示するという、ちょっとインタラクティブ・ビデオっぽいスクリーン・セーバーのモジュールです。

ちょっと入れてみたのですが、「おっ」と思いました。他の人が覗いたりできる場所だったら結構人が集まるんじゃないでしょうか。

10$のシェアウェアですが、登録していなくても画面の上下にメッセージが出るだけなので、ちょっと見てみる分には問題ないと思います。

システム要件は、Mac OS 10.4.10以降、GeForce 6600、GMA950、またはRadeon 9700 (以上)となっています。

iSight Screensavers

2007/7/24 火曜日

フリーソフト:タイムアウト

仕事や音楽をやっていると(といっても仕事はほとんどWindowsですが)、ついつい連続でのめり込み過ぎて気がついたら目も肩もガクガクということが良くあります。

このタイムアウトは指定した時間間隔で下に示すように画面に薄いカバーをかけて(透明度も調整できます)、ブレイクするように教えてくれます。また、ブレイクの開始、終了時に流す音や、開始、終了時に実行するスクリプト(Automator、AppleScript、Pythonスクリプト)またはアプリケーションの指定などもできます。

標準的な設定は、「マイクロ」ブレイクで10分に10秒、「通常」のブレイクで50分に10分(どっかの国のお役人みたいですが)ですが自分で指定可能です。意外に役立ちます。フリーウェアです。

タイムアウト

2007/7/20 金曜日

フリーソフト:MisFox

昔のMacOS8や9ですと、「Internet」コントロール・パネルで、ファイル・マッピング(.mp4だったらQuickTimeで開くなどの指定)や、プロトコル・ヘルパー(ftp:だったらFetchを起動するとかを設定)などの設定が簡単に出来ました。

OSXではこれらがシステムに自然に組み込まれているのは良いのですが、設定を変えたいとか設定が壊れたという場合は少し厄介です。そこで、OSXでもMacOSのようにメールやウェブのデフォルト・アプリケーションやファイル・マッピング、プロトコル・ヘルパーを一カ所で確認したり、設定を変更したりできるようにするソフトがMisFoxで、今回バージョン2.0になっています。

無料ですし、単純に便利です。

MisFox

2007/7/19 木曜日

タダソフト;謎のサブリミナル・メッセージ・・・

サブリミナル・メッセージというと、映画やテレビで人間が認識できるよりも短いコマで画像などを挿入して、人間の識域下に働きかける方法で、大昔にアメリカで映画に「コーラ飲みたい」といったようなメッセージを一瞬だけ流したところ、コーラの売れ行きが伸びたとかいうおハナシが有名です(真偽のほどは良く分からんらしいですが)。

で、このSubliminal Messageは、Macの画面に一定の間隔で一瞬だけテキストや画像が表示されるようにして、自分の無意識に働きかけるという役に立つかどうかさっぱりわからんソフトウェアです。

画像あるいはテキスト(あるいは両方)を選択して、表示時間、表示間隔、テキストの色や濃さを選択して、後は「最小化」してほっとくだけです。

えーと、ちなみに下のようなワケの分からんメッセージで試してみましたが(何となくわびしい生活がしのばれますが)、メッセージの内容が悪いのか、画面のちらつきが気になったのか、イヤなことはどうやってもイヤなのか、暑いものはどうやっても暑いのか分かりませんが、余計疲れたような気がします(笑)。

まぁ、それでもどうしてもという方は、下のリンクからどうぞ・・・

Subliminal Message

2007/7/16 月曜日

RubyのOne-click installer for OSX

LeopardからRuby on Railsが標準で搭載されるそうですが(あんまりマジでサポートされているとは思えないAppleScriptの後釜的な存在になるかも)、もう自分で入れちゃってる人も結構いると思います。

Tigerにも最初からRubyは入っていますが、バージョンが1.8.2と低く、RailsやOSXアプリとのインタフェースのRubyOSAには不十分です。Rubyのインストール自体は別に難しくありませんが、それをますます簡単にやってくれるのがRuby One-Click Installerで、もともとWindowsでは利用する人が多くいましたが、今回OSX版が出ています。

このパッケージだけでRuby 1.8.6、SQLite3、Readline、Mongrel、Ruby-LDAP、Ragelがインストールされます。Railsをインストールする場合は、このパッケージをインストールした後で、ターミナルから

sudo gem install rails

を実行します。

Ruby One-Click Installer for OSX

– 以下蛇足 –
補足ですが、railsをインストールしようとした時に

Could not find rails (> 0) in any repository

などというエラーが出る時は、

sudo rm -f /usr/local/lib/ruby/gems/1.8/source_cache
sudo gem update

を実行した後で

sudo gem install rails

を実行すればちゃんとインストールされるかと思います。

2007/7/12 木曜日

フリーソフト:OSX用ギター・チューナー


FreeverseはSound Studioをアップデートしましたが、同時にOSX用のフリーのギター・チューナーのソフトのTuna Pitchもリリースしています。

Tuna Pitchは、アプリケーション版とウィジェット版が同梱されており、ギター(やベースなど)のチューニングに使用できます。標準で5種類のチューニング(標準のEADGBE、ドロップD、ドロップC、オープンG、オープンD)がプリセットされていますが、自分でカスタムのチューニングをすることもできます。

ギター・チューナーにはGuitar Shedというお気に入りがあるのですが、Tuna Pitchはチューニングだけに特化した非常にシンプルなソフトで、ユーザ・インタフェースもFreeverseのソフトらしくとてもシンプルにまとまっており、使いやすくて好感が持てます。

下のページからダウンロードできます(Sound StudioのGoodiesのページですが、Tuna Pitch自体は独立したソフトでフリーです)。

Tune Pitch (GOODIES OF Sound Studio)

2007/7/11 水曜日

MulberryのOSXバージョンのコードベース公開

Mulberryは、現在はAppleに籍をおくCyrus Dabooさんが1990年代に開発を開始したメール/カレンダー/コンタクト・クライアントで、当時他に先駆けてIMAPや、IMSP、PGPなどを実装したソフトウェアです。

パブリッシャーが破産したため開発者が権利を買い取って、今年になってApache2.0ライセンスのオープンソースとなりLinuxバージョンのソースが公開されていましたが、今回Mac OSXバージョンのコードベースが公開されたようです。

興味のある方は下のサイトでどうぞ。尚、サイトのダウンロードのページからはMac、Win, Linuxのバイナリをダウンロードすることもできます。

Open Source Mulberry