2007/1/19 金曜日
Appleは昨日第1四半期の業績を発表しましたが、iPodの販売台数が2,100万台と前年同期比で50%増となり再び業績を牽引し、全社では売上高71億ドル(前年同期は57億ドル)、利益は10億ドル(同5億6,500万ドル)と、またまた記録的な業績となっています。
ただ、Macintoshの売上は前年同期比では伸びているものの、前四半期比で横ばいの約161万台となっており、投資家の見方はこれを理由に少し分かれているようです。
Appleは、iPhoneの発表、好業績となかなかアップビートですが、そうなるといやがおうでもストック・オプションのスキャンダルが気になるところですが、こちらは芳しくない話もちらほら出ているようです。つい最近もWashington Postが、ジョブズは個人的に利益を受けていないというAppleの説明に疑義を表明していました。
同記事によると、ジョブズが返上したとされている2003年のストック・オプションは、SECへの提出書類によると制限付きのAppleの株式500万株(当時の価値で7,500万ドル)と交換されジョブズの手に渡っており、その後株式分割で1,000万株となったあと、売却に対する制限が解けた後ジョブズはほぼ半数を6億5,000万ドルで売却したとされています。
Appleは2003年の制限付き株式は、ジョブズがあと3年間会社にとどまらなければ売却できなかったため、ジョブズは個人的に利益を受けていないと説明しているようですが、これはやはり相当苦しい弁明のような気がいたします。しかし、いつまでも波乱の収まらん人ですなぁ。星の配置か何かかしらん。
Apple第1四半期業績
Washington Post
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2007/1/13 土曜日
iPhoneの商標の権利を巡るAppleとCiscoの争いが少し話題になっているようですが、ジョブズのプレゼンの前日まで交渉が行われていたとのCiscoからの広報により、最初は「ジョブズのことだから最終的に話が間に合わなくても突っ走った」などといった「カワイイ」観測が飛んでいましたが、ひょっとするとどうもハナから交渉する気など全くなく、最初から「強行突破」する気だったのではないかという話も出ているようです。
まず、Ciscoは米国、欧州におけるiPhoneの商標を2000年のInfoGear買収により取得していますが、Ciscoはその後もInfoGear製品を「出荷/サポート」していたと主張しているものの、つい最近になってLinksysに”iPhone”の名を冠した製品を加えるまで、積極的にマーケティングしていた形跡はありません。
特に欧州ではこういう場合、商標を守れない場合もあるそうで、実際欧州では、Appleの意を受けたCMSなる会社がCiscoの商標の無効の申し立てを昨年行っているようです。Ciscoの商標が無効になった場合、iPhoneの商標は2002年に商標登録の申請を出しているAppleのものとなる(可能性もある)とout-law.comはしています。
米国でも、Ciscoのポジションは欧州におけるよりも強固であるものの、一般に思われているほど盤石ではないという指摘も出ているようです。第1は上でも書いたようにCiscoがiPhoneの商標を適切に使用/保護してきたか、という点です。
第2は単語の前に「i」をつけた言葉がインターネットを意味する一般的な言葉となっており、商標の保護に値しないのではないか、という点で、第3は、商標の侵害が成立するためは2つの製品が「紛らわしく間違われる可能性がある」ことを商標の所有者が証明する必要がある、と言う点です。Appleは米国では主に第3の点に基づいて商標侵害は成立しないと主張する意向のようです。
OSXにおける”UNIX”という言葉の使用をめぐるOpen Groupとの争いの時もそうでしたが、ジョブズにとってはCiscoの提訴などまったく眼中にない、というのが本当のところかもしれません。
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2007/1/10 水曜日
ウワサ通り、AppleはMacworldで携帯電話を発表したようです。内容はキーノートでのジョブズのプレゼンを見るのが一番良いと思いますが、携帯があまり好きではない私も少し興味をひかれました。ソフトウェアとハードウェアの高度なインテグレーションはAppleのお家芸という感じですが、それを携帯でも再現したと言う感じです。
米国ではCingular Wirelessとのパートナーシップで今年6月の発売、ヨーロッパでは今年中、アジアでは2008年の発売予定とのことで、2008年に市場シェア1%を目指すとのことです。日本は発売されることがあったとしても、結構遅れるような気もしますが・・・
かなり競合の激しい市場ですが、これはOSもハードもアプリケーションも作っているAppleの強みがストレートに出た感じで、対抗するのも結構大変かもしれません。
ところで、”iPhone”はCiscoが持っているトレードネームですが、AppleはCiscoに使用料を払って使うようです。
アップデート(1月11日):Ciscoは”iPhone”の使用を巡ってAppleに対する訴訟を起こした模様です。いや、Ciscoも交渉中と言っていましたが、ジョブズ先生は交渉の成否に全くおかまいなしに突っ走ってしまったようです。こういうトンでもない突破力は(いや、全然「突破」してないようですが)、やはり大したものですなぁ。
ついでに社名もApple ComputerからAppleに変更だそうで、これからも結構変化が激しくなりそうですねぇ。
Jobsのキーノート
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