なんとなくどこ見てもiPhone一色であまり面白くないのですが(いやキカイ自体には大変興味ありますけど・・・)、WSJにジョブズとステファンソン(AT&TのCEO)のPhoneに関するインタビューが載っていました。ちょっと面白い部分もあったので紹介:
(iPhoneの発売にあたって、消費者の期待や製品が市場に与える影響に関して、過去の新製品の発売、例えばMacの時などと比較してどう感じるかと言う質問に)
ジョブズ:感じることの1つは、これ(iPhone)が(Mac登場後の)過去23年間で、ユーザーインタフェースにおける最大のブレークスルーだということだ。1984年にMacがマウス、ビットマップ・ディスプレイ、フォルダ、アイコンなどを導入して以来、それらの改善ということを除けば過去23年間に大したことは起こっていない。今回のマルチタッチ、ダイレクトアクションは革命的なユーザーインターフェーズだ。これは本当に素晴らしい。すごくエキサイトしている。
Macの発売前1週間のことを思い出す。一旦Macを出せば、すべてのコンピュータが同じように動作するようになることが我々には分かっていたんだ。「そうなるかどうか」の議論ではなく、「いつそうなるか」というだけの話だった。今回も同じように感じている。これ(iPhone)が携帯機器の向かう方向なんだ。「そうなるかどうか」ではなく、「いつそうなるか」というだけの問題だと感じている。最初で最大のブレークスルーの1つが明日市場に出るんだ。
いや、相変わらず「現実感歪曲フィールド」全開という感じですが、確かに他の機器との差は大きいように感じます。
(EDGEの遅さと3Gの見送りについて)
ジョブズ:すべての(AT&T上での)ブラックベリーのメールはEDGE経由だ。EDGEはメールでは素晴らしいし、マップや他のモノでも十分だ。ウェブは・・・まぁイマイチ、いや十分に良いんだけど、もうちょっと速ければ、と思うかもしれない。だから、EDGEをWi-Fiでサンドイッチすることに意味がある。Wi-Fiはどんな3Gネットワークより速いしね。我々が3Gを検討した時には技術が十分に成熟したものではなかった。十分に低電力ではなかったし、十分に統合されていなかったからサイズ的にも問題があった。バッテリーとサイズには相当注意した。今後3Gは進歩してこのトレードオフは3Gに有利になるかもしれないけど、我々は良い決断をしたと思っている。
ジョブズがちょっとでも自社製品の欠点を認めたというのでここは結構話題になってました(笑)。このインタビュー記事のタイトル自体、「AT&T上でのiPhoneでのネットサーフィンは速くないとジョブズが告白」なんてなってましたから(笑)。
(VoIPなどのアプリケーションに関して)
ジョブズ:VoIPは面白いテクノロジーだけど、我々にはそんなにブレークスルーだとは思えない。まぁ、他の人は違った風に考えて、ウェブベースのVoIPクライアントを開発しているかもしれないけどね。誰かがもうやってると思うよ。他のアプリケーションは企業が喜ぶようなものが大半になるだろう。Salesforce.domのCEOのマーク・ベニオフがiPhoneでなんかエキサイティングなことをやるって発表していた。今後半年か1年で人々は我々が驚くようなクリエイティブなことをやってくれると思っている。
他にも、AppleがiPhoneのために真剣にMVNO(モバイル・バーチャル・ネットワーク・オペレーター)事業に乗り出すことを検討していたとか、結構面白い話が載っていました。このウワサは絶対にガセだと思っていたのですが、さすがにジョブズはマジでクレイジーだと納得しました・・・
Wall Street Journal (ジョブズ氏、AT&T上でのiPhoneでのネットサーフィンは速くないと認める)
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