カテゴリー : EMEA

ギュンター・グラスはナチ武装親衛隊だった???

Reuters 8月13

「ブリキの太鼓」などで知られるノーベル文学賞作家で、ドイツ人がナチの過去と向き合う事を長年にわたって主張してきた戦後ドイツの代表的左派作家でもあるギュンター・グラス氏が第2次大戦中ナチの武装親衛隊(Waffen SS)の隊員であったことをインタビューで告白し、戦後60年後もナチに対して強い嫌悪感の残る欧州で波紋を投げ掛けています。

Germany’s Nobel prize-winning author Günter Grass has come under attack from writers, literary critics, historians and politicians for his belated confession he was once a member of Hitler’s Waffen SS.

ドイツのノーベル賞受賞作家であるギュンター・グラス氏は、同氏がかつてヒトラーの武装親衛隊のメンバーであったという遅れた告白に対する、作家、文学評論家、歴史家、および政治家からの攻撃にさらされている。

“The fact he was in the SS at 17 is by itself a misdemeanour — had Grass not been one to throw his weight around as a moral authority so much since then,” Karasek told German radio. “If I were cynical, I would say he did not reveal it sooner at the risk of not winning a Nobel prize. Don’t misunderstand me: Grass deserved the Nobel prize more than any other German writer. But everything now has to be seen in a new light.”

「同氏が17才でSS隊員であったこと自体は軽い罪だろう – もし同氏がその後道徳的権威としてこれほど影響力を持っていなかったとすれば」カラゼク氏(ドイツの批評家、ヘルムート・カラゼク氏)はドイツのラジオで語った。「皮肉な見方をすれば、ノーベル賞を逃すリスクがあったのでこの事をもっと早く明らかにしなかったとも言える。誤解しないで欲しいが、グラス氏は他のドイツ人作家の誰よりもノーベル賞にふさわしい。しかしすべてが新たな観点から見直されなければならない」

同氏が17才で入隊した終戦間近の時点では、ナチ武装親衛隊もかつてのヒトラーの崇拝者からなるエリート武装部隊というイメージは薄れ、(グラス氏のように)徴兵で集められた10代の若者も多かったと思われますが、それでもあまりのコントラストに驚きが大きいようです。

Ralph Giordano, a leading German-Jewish writer, said he would not condemn Grass and praised his belated confession. “It’s good what Günter Grass has now done …. What’s worse than making a mistake is not coming to terms with it. ”

主要なドイツのユダヤ人作家の1人であるラルフ・ジョルダーノ氏は、グラス氏を非難はしないと語り、同氏の遅ればせながらの告白を称賛した。「ギュンター・グラス氏が今度行った事は良いことだ。(中略) 誤りを犯す事より悪い事は、それを認めない事だ」

ワールドカップに行く人は気をつけて・・・

The Economist 5/25

ワールドカップ開催でドイツにスポットライトがあたる報道が増えていますが、それに応じて「コワイ」話も流れる機会が増えているようです。

The most recent examples are a spate of racist attacks by neo-Nazis, and a statement by Uwe-Karsten Heye, a former government spokesman, that there are areas into which non-whites should not venture because they “may not leave alive”. His remarks were dismissed as an exaggeration.

最近の例は、ネオナチによる相次ぐ人種差別に基づく攻撃であり、ドイツ政府の前広報官であるUwe-Karsten Heye氏による、非白人は「生きて出ることができない可能性があるので」立ち入ってはいけないエリアがある、との発言である。この発言は誇張として片付けられた。

ところが、

Yet, almost as if to prove his point, on May 19th a politician of Turkish origin was badly beaten in Lichtenberg, a district of eastern Berlin known as a neo-Nazi stronghold.

しかし、まるで同氏の発言を裏付けるかのように、5月19日にはトルコ系の政治家がリヒテンベルグで激しく殴打された。リヒテンベルグは東ベルリンの地域でネオナチの拠点として知られている。

この事件にはこの後、極右団体の容疑者が証拠不十分で釈放されるというオチまでついています。なぜか日本にはドイツ人は親日感情が高いと思い込んでいる人が結構いて不思議なんですが(もちろん特に悪いと言うこともないですが)、ここらへんのコワイおにいさんには日本人は「出稼ぎに来ているのかもしれない黄色い人」なので、コワいとこには立ち入らないようにしましょう。

ブレア首相、原発政策を転換

Guardian 5/17

英ブレア首相が原子力発電所の新規建設に肯定的な発言をしたことから英国ではひと騒動になっています。

Tony Blair ignited a political storm, including within his own cabinet, by endorsing a new generation of nuclear power stations last night. Mr Blair warned that failing to replace the current ageing plants would fuel global warming, endanger Britain’s energy security and represent a dereliction of duty to the country.

昨夜トニー・ブレアは原子力発電所の新規建設を支持し、内閣の内部も含めて政治的な動揺を巻き起こした。ブレアは現行の老朽化しつつある原子力発電所を建て替えない場合には、地球温暖化が加速され、また英国のエネルギー安全保障が危機にさらされる可能性があり、国に対する義務の放棄になると警告した。

反原発派は一斉に反対しており、最近不満の高まっている労働党内でもひと騒ぎになっていますが、今年のMoriの世論調査では(再生可能エネルギーが同時に推進される限りは)新規原発建設支持が60%程度ということで、政治的計算と言う面では相変わらずズレてはいないようです。

英国は京都議定書の目標でも(日本とは違って)遵守可能であると見られていますが、ブレア政権は議定書よりもはるかに厳しい「自主的目標」を定めていました。最近、その「自主的目標」の達成が困難という発表が行われた際には、グリーン派は一斉にブレアの指導力に対し非難を浴びせましたが、通常の計算では原発なしでは現実的に二酸化炭素排出量の大きい削減は困難ですから、そういう意味ではまぁ一貫した姿勢とも言えると思います。ただ、廃棄物処理も含めて考えた場合、賛成派が言うほど「経済的」なエネルギーであるかどうかには大きい疑問があると思いますが・・・

フランス暴動

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フランスの暴動に関しては色々な記事が出ており、みんなそれぞれ色々考えさせるところがあるのですが、BBCのJohn Simpson氏の記事もなかなか出色のものでした。

Years of reporting on riots and revolutions have shown me that crowds display a mysterious collective sense which somehow overrides the perceptions and fears of the individuals who make up the mass. And crowds have a remarkable feeling for the weakness of government.

長年暴動や革命を取材した経験から、群衆というものがそれを構成する各個人の認識や恐れをともあれ圧倒する、不可思議な集合的意識を示すということが私には分かっている。そして群衆は政府の弱さというものに対して驚くほどの感受性を持っている。

Simpson氏によると、フランス各都市の郊外の北アフリカ、アフリカ移民の間にはもうずっと以前から大きな怒りがあり、平常時の週末でさえ20-30台の自動車が燃やされることも稀ではなく、暴力は普通のことだったようですが、少なくともシラクの中道右派政権が強力であった時期にはこの「暴徒」たちはこれほどの「蜂起」を起こすことはなかったとしています。

Thanks to the Revolution, violence even has a kind of virtue which it simply does not possess in a country like Britain. When government becomes incapable of change, the crowds in the streets have to do the changing for themselves.

フランス革命のおかげで、暴力にも英国のような国では単にあり得ないような美点さえ存在する。政府に変革の能力がなくなった場合には、街頭の群衆が自ら変革を起こす必要があるのだ。

Simpson氏は過去においてもフランスで見た、フランス機動隊のムスリムやアフリカ人に対する情け容赦のない暴力を例に挙げて、フランスの変革の必要性の大きさを書いています。

Last April, Amnesty International singled out the violence and racism of the French police towards the non-white people of the suburbs for particular criticism.

昨年4月に、アムネスティ・インターナショナルは郊外の非白人に対するフランス警察の暴力と人種差別を名指しし、激しく非難している。

少なくともシラク大統領がこの時点で、1968年のドゴールのように無策であれば、パリの街路に煙が再び立ちこめる可能性も全くないとは言えないのではないでしょうか。

ロシアの潜水艦乗務員救助される

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カムチャツカの沖合約200メートルの海底で漁網にからまり身動きできなくなっていたロシアの潜水艦が救助されたようです
FT8月7

A small Russian submarine was freed and its seven crew members saved by an unmanned British rescue vehicle after being trapped for three days deep in the Pacific ocean with dwindling oxygen supplies.

小型のロシア潜水艦および7人の乗組員は、太平洋の深海で3日間閉じ込められ、酸素の供給も残り少なくなっていたが、英国の無人救助艇により救助された。

このロシアの潜水艦自身、AS-28型と呼ばれる救助用潜水艦で演習に参加中漁網にひっかかったもので、事故の報告が遅れたこともあってプーチン大統領はカンカンなようです。

The saving of the trapped vessel was made possible by a British Scorpio underwater robot flown out to the scene which severed the cables tangled around it. US divers also helped in the rescue, while Japanese ships were still on their way to the scene.

身動きの取れなくなった潜水艦の救助は、現場に投下されロシア潜水艦にからまった漁網を切断した英国の潜水ロボットであるスコーピオにより成し遂げられた。米国のダイバーもまた救助の補助を行ったが、日本の艦艇はまだ現場に向かう途中であった。

日本の自衛隊も救助艦の「ちよだ」など4隻を急派していたようなんですが、結局間に合わなかったようです。ところで一番遠い英国の海軍が最も速くかけつけ、一番近い日本の救助が間に合わないとはトーシロにはちょっと分からない部分もなくはないですね。自衛隊で事故が起こったら大丈夫なんでしょうか?

ロンドン爆破テロ

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ロンドンの爆破テロは、英国を震撼させましたが、今まで良く抑えていたという方がひょっとすると正しいのかもしれません。The Economistより

A senior security source who briefed The Economist last year gave details of several attempted terrorist attacks on the capital that he said had already been foiled.

昨年、治安筋の高官はThe Economistに状況を説明し、首都(ロンドン)に対する複数のテロ攻撃の試みの詳細を明らかにし、それらはすでに阻止したものだと語った。

英国の治安組織は対テロ活動において極めておおきな権限を持っており、ロンドン自体も非常事態に対する備えが整備された都市ですが、今回ターゲットとなった交通機関などは完全な防護は不可能だといえるでしょう。

It is almost impossible to prevent determined bombers bringing explosive devices on to trains and buses, and no amount of planning or security measures will eliminate such a risk entirely. Londoners understand this and they—and the security services—have known that it was only a matter of time before something terrible like this happened.

固い決意を持った爆破犯が爆発物を列車やバスに持ち込むのを阻止するのはほとんど不可能であり、どのような計画も治安対策もそのようなリスクを完全に除去することはできない。ロンドン子もそれは理解しており、彼ら、そして治安組織もだが、はこのような恐ろしいことが起こるのは単に時間の問題だと知っていたのである。

ずっとニュースは流れていますが、報道は全般に落ち着いたものだといえます。日本だと政府批判で大騒ぎになるんでしょうが・・・ニューヨーク、マドリッド、ロンドンとやられているので、どの都市も人ごとではないと言えますね。

EUネタ:英国の勝利?

EU憲法の国民投票はフランス、オランダのダブル黒星となりましたが、どうもメディアの反応も「良く分からん」という感じがします。今回の国民投票はある面では「少数の中核的ヨーロッパ諸国による、米国に対抗し得る、社会民主的な深く緊密な政治統合」を目指してきたフランス路線が、「できるだけ多数の国による、親米的な、自由主義的な浅くゆるやかな経済統合」を良しとしてきた英国路線に「戦わず自爆した」ものとも言えます。
6月2Economist

In his final television address before the vote, he warned his countrymen that a non would be a triumph for those who had always wanted Europe to be little more than a “free-trade zone” and opposed a broader political union—words that clearly pointed to Britain.

(シラク大統領は)選挙前の最後のテレビ演説で、国民に対して(国民投票での)「否」は、常にヨーロッパをただの「自由貿易圏」とすることを望んで、より広義の政治統合に反対してきた人々 – これは明らかに英国を指す言葉だが – にとっての勝利となると警告した。

フランスの失敗はEU拡大に合意せざるを得なかったことからきている面も大きいと思います。もともとジスカールデスタンに代表されるように、フランスのメインストリームはあくまで「中核的ヨーロッパ諸国による深く緊密な政治統合」を目指しており、伝統的にEUの拡大には消極的でしたが、外交的に大上段に「反対」と言えないところを英国などにつけこまれたと見れない事もありません。
拡大EU内では英国などの思惑とおりフランス・ドイツの相対的発言権は後退、フランスが牛耳ってきたブリュッセルでも昨年は欧州委員長に、フランスの推すGuy Verhofstadtではなく英国の推すJosé Manuel Barroso(よりによってイラク戦争支持者)が選出されるなど、フランスが喜んで受け入れるEUとは様変わりしつつありました。EUの今度の議長国は英国という事で、ブレアはさぞ頑張る(?)でしょうから、フランスにとっては踏んだり蹴ったりというところでしょう。

ブレア不人気の理由?

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英国では、労働党の勝利によりブレアが3期連続で首相を務めることになりましたが、これはサッチャー以来の事です。最近はどうも人気低落が激しいですが、それを上回る野党の不人気に助けられたともいえます。
日本ではイラク戦をブレア首相不人気の理由にしている報道が多いようですが、もちろんイラク戦も大きなきっかけになったとはいえ、ブレア首相の人気低落にはもっと本質的な理由があります。
Economistは最近の特集記事の最後を以下のように締めくくっています。

Britain is disappointed with Mr Blair and New Labour simply because it is tired of the party’s remorseless, pathological, high-pressure salesmanship. Circumstances surrounding the party’s rebirth decreed it had to be that way.

英国人がブレア氏と新たな労働党に失望したのは、単に彼らが労働党の情け容赦のない、病的なまでの(政策の)押し売りぶりに嫌気がさしたからである。労働党の再生をとりまく状況から、労働党はそうせざるを得なかったのであるが。

労働党の再生とは1997年に保守党から政権を奪取する前の数年間に、当時の新リーダーであったブレアが完全に機能不全に陥っていた労働党を政権を取れる党にまで立て直した事を指しています。
労働党が政権党としてやっていくためには、保守党の政策をある程度継承する必要がありました。そうすると必然的に反保守党の旧労働党支持層の離反を招くため、保守党から継承した必ずしも革新的ではない政策も「極めて革新的」な政策であるかのように激しい宣伝を行わねばなかったわけです。この結果として生じた「実質」と「宣伝」の大きい乖離はその後もずっと労働党政権の特徴であったわけですが、それがブレア首相の人気低迷の理由であるとEconomist紙はしています。
ただ、Economist紙は「実質」と「宣伝」の乖離は労働党が政権党となるために必要なことであったとし、またその「実質」自体も「宣伝」とは全く異なっていたとしてもそれほど悪いものではなかったとして、その乖離自体にはそれほど批判的ではありません。ここらへんが「政策本位」の批評が多い英国の出版物らしいところとも言えますが(タブロイド紙はそんなことないですが)・・・

And it need not subtract much, if anything, from history’s verdict on Mr Blair. If he has succeeded, after all, in consolidating centrist politics within the Labour Party, and hence in the country, that will be something to be proud of. Has he? In all likelihood, yes—though it will take a full term of Labour in power under a different leader to be sure.

そして、その事自体はブレア氏に対する歴史の評価を貶めるものではない。結局のところ、もしブレア氏が労働党の中で、ひいては英国の中で、中道的な政策を確固たるものにするのに成功したのであれば、これは誇りとするに十分なことである。彼は成功したのだろうか?その答えはほとんど確実にイエスである。ただし、それを確信を持って言うには、ブレア氏以外のリーダーに率いられた労働党政権による4年間(1期)を見てみる必要があるが。

ブレア首相はおそらく今度の任期4年間の途中で退くことになると思いますが(次の選挙を違うリーダーで戦うため)、次の労働党リーダーはゴードン・ブラウン氏がほぼ確実視されています。ゴードン・ブラウンはどちらかというとブレア首相よりも旧来の労働党支持層に近いと言えますが、ブレア首相並みに右と左の間の矛盾を器用に取り扱えるかどうかは疑問です。それが記事の最後のセンテンスに表れていますね。
ところで岡田さんも小泉首相のパフォーマンスを批判しているようでは政権は遠いのではないでしょうか?ブレア並みの「パフォーマー」でないと野党が政権党に生まれ変わるのは難しいと思いますが・・・

ニモ裁判でイタイ目に・・・

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BBC Newsより:
「ファインディング・ニモ」といえばディズニー/ピクサーのアニメ映画ですが、フランスの児童書の作者がニモが自分の作ったキャラクターを真似たものだとしてディズニー/ピクサーを訴えていた裁判の判決がありました。

But a French court ruled on Wednesday that Nemo had existed before Pierrot and that Le Calvez even knew of the Disney character when he created his.

He was ordered to pay 61,000 euros ($80,000, £42,000) damages and costs.

しかし水曜日、フランスの法廷はニモがピエロ(原告のル・カルベス氏が創作したキャラクター)より以前から存在しており、カルベス氏が彼のキャラクターを創造した時にディズニーのキャラクターをすでに知っていたとさえ裁定した。

カルベス氏は損害および裁判費用として61,000ユーロ(80,000ドル、42,000ポンド)を支払よう命じられた。

もともとディズニーに100万ユーロ(約1億4,000万円)の支払を求めていたカルベス氏ですが、逆に850万円もの大損となってしまいましたとさ・・・めでたしめでたし(?)

ユーロメールとアメリメール

3月25日のSlateに、アメリカ人とヨーロッパ人の電子メールの違いについての記事がのっていました。

Amerimail is informal and chatty. It’s likely to begin with a breezy “Hi” and end with a “Bye.” The chances of Amerimail containing a smiley face or an “xoxo” are disturbingly high.

アメリメールは形式ばっておらず、くだけた感じだ。たいてい軽い「ハイ」で始まり「バイ」で終わる。アメリメールに絵文字や”xoxo”(キスとハグの意)が出てくる確率はおそろしいほど高い。

ついでに、バケーションに行って天気もすごく良かったけど子供がクラゲに刺されてホエール・ウォッチングに行けなかったとかなんてことを書かないとアメリカ人は気がすまないとSlateは書いてます。でも私のケーケンから言うと日本人には負けるぞ。

Euromail is stiff and cold, often beginning with a formal “Dear Mr. X” and ending with a brusque “Sincerely.” You won’t find any mention of kids or the weather or jellyfish in Euromail.

ユーロメールは堅苦しくて冷たく、大抵は形式張った「親愛なるXX様」で始まりそっけない「敬具」で終わる。子供や天気がどうしたとかクラゲがどうだとかという話はユーロメールにはでてこない。

The fact is, Europeans and Americans approach e-mail in a fundamentally different way. Here is the key point: For Europeans, e-mail has replaced the business letter. For Americans, it has replaced the telephone.

実際のところ、ヨーロッパ人とアメリカ人は電子メールに対して本質的に異なったアプローチをとっている。重要な点は、ヨーロッパ人にとって電子メールはビジネス・レターに取って代わったものであり、アメリカ人にとって電子メールは電話に取って代わったものだということだ。

まあ、記事の筆者も言ってるように類型化しすぎとも言えますが、大体当たってるような気もします。日本人の場合は簡潔なメールは少なくてどっちかというとアメリメールに近いような気がしますね。