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October 10, 2005

最近流行ってるブッシュからみのジョーク

最近メールなんかで良く出回ってるブッシュからみのジョーク・・・

Donald Rumsfeld is giving the president his daily briefing.
He concludes by saying: "Yesterday, 3 Brazilian soldiers were killed."
"OH NO!" the President exclaims. "That's terrible!"
His staff sits stunned at this display of emotion, nervously watching as the President sits, head in hands.

Finally, the President looks up and asks, "How many is a brazillion?"

ラムズフェルドが大統領に日次のブリーフィングをしていた。
かれは最後に報告した:「昨日3人のブラジル人(ブラジリアン)の兵士が殺害されました」
「何てことだ!」大統領は叫んだ。「それはひどい!」
大統領のスタッフは大統領の激しい感情の発露に呆然として座ったままだった。彼らは大統領が頭を抱えて座っているのを不安げに見守った。

ついに大統領は顔を上げ聞いた。「ブラジリオンっていくつのことだっけ?」

Brazilian(ブラジリアン:ブラジル人)のことを、Million(ミリオン:100万)、Billion(ビリオン:10億)かなんかの仲間だと間違ったという、ブッシュの知性を馬鹿にした数あるジョークの1つですね。面白いんですが、本物の方はみんなが馬鹿にするのを逆手にとっているような気がします。

May 03, 2005

マードック氏、主流メディアの危機を訴える

ニッポン放送の買収騒ぎの際によくメディアが書いたり言ったりしていた中に、インターネットとジャーナリズムの話がありました。基本的にはブログのようなメディアはジャーナリズムではないというような論調が目立っていたと思います。

英国や米国でも同じような論調もみますが、さすがに批判・分析精神に富んでいる連中が多いだけに、主流メディアの中でも全く違った主張も目立ちます。その中でも主流中の主流のメディア王マードックが米国新聞編集者協会(American Society of Newspaper Editors)で行ったスピーチは注目を集めました。

What is happening is, in short, a revolution in the way young people are accessing news. They don’t want to rely on the morning paper for their up-to-date information. They don’t want to rely on a god-like figure from above to tell them what’s important. And to carry the religion analogy a bit further, they certainly don’t want news presented as gospel.

They want control over their media, instead of being controlled by it.

簡単にいえば、若い人々がニュースを得る方法に革命が起こっているのです。彼らは最新の情報を得るのに、朝刊に頼りたいとは思っていません。彼らの上にいる神のような人物から何が重要なのかを告げられることも望んでいません。この宗教的な例えを使うと、彼らはニュースが神の教えのように伝えられることも全く望んでいません。

彼らはメディアに支配されるのではなく、自分自身のメディアを支配することを望んでいるのです。
They want to question, to probe, to offer a different angle. Think about how blogs and message boards revealed that Kryptonite bicycle locks were vulnerable to a Bic pen. Or the Swiftboat incident. Or the swift departure of Dan Rather from CBS. One commentator, Jeff Jarvis, puts it this way: give the people control of media, they will use it. Don’t give people control of media, and you will lose them.

In the face of this revolution, however, we’ve been slow to react. We’ve sat by and watched while our newspapers have gradually lost circulation.

彼らは質問を発し、調査し、異なった視点を提供することを望んでいます。ブログとメッセージ・ボードが、クリプトナイトの自転車錠がビック・ペン(ボールペン)に弱いということをどうやって暴いたか考えてみて下さい。またはスイフトボート事件(大統領選に際して、ジョン・ケリーのベトナム戦での戦歴が問題になった事件)、CBSのダン・ラザーの引退(ブッシュに対する報道が捏造だったことをブログに暴かれた)を考えてみてください。コメンテーターのジェフ・デービスはこのように言っています。「人々にメディアの支配権を与えれば、彼らはそれを用いるだろう。人々にメディアの支配権を与えてはいけない。そんなことをすればあなた(既存のメディア)が支配権を失うだろう」

しかし、私たちはこの革命に直面しながら、対応に遅れをとっています。私たちは新聞が発行部数を徐々に失っているにもかかわらず、(この革命を)傍観してきたのです。

新聞の発行部数の減少に危機を抱くニュース・コープのボス、マードック氏の切迫感が伝わってきます。他にも英国のエコノミスト(こちらもメインストリーム中のメインストリームですが)がジャーナリズムにおいてインターネットやブログの果たす役割について書いていますが、これもなかなか良い記事です

March 17, 2005

女性蔑視?で火ダルマのハーバード学長

ローレンス・サマーズと言えばクリントン政権の切れ者財務長官だった先生ですが、今はハーバード大の学長をやっています。サマーズ博士、1月のセミナーで女性蔑視ともとられる発言をしてそれ以来火ダルマ状態でしたが、とうとうハーバードの学者達から不信任の烙印を押されました。BBC Newsより

Academics at Harvard's Faculty of Arts and Sciences voted by 218 to 185 to express a "lack of confidence", but the body has no power to punish Dr Summers.

ハーバードの文理学部の研究者たちは218対185で「不信任」を表明した。しかし、この団体はサマーズ博士を罰する権限を有しているわけではない。

「やめろ」という声も多いようですが、218対185という「僅差」にはまた女性団体が怒りそうです。ただこのような事態はハーバード400年近い歴史でもまれなことらしいです。

At the seminar in January, Dr Summers suggested that one reason men outperformed women in maths and science might be genetics, not just experience.

1月のセミナーでサマーズ博士は数学と科学で男性が女性より実績を上げている理由の1つは経験だけではなく遺伝的特徴によるものである可能性があると示唆した。

席を立って部屋から出たゲストもいたようですが、大騒ぎになったのは後の話で、すぐに大騒ぎにならなかったのもハーバードが保守的なせいだなんて、怒ってる人も多いみたいです。

March 15, 2005

アメリカでもサラリーマン根性

ディズニーの前CEOのアイスナー氏は極めてエゴの強いCEO(まぁ大企業のCEOは大体そうですが)として知られていましたが、後任のCEOはナンバー2だったアイガー氏となりました。創業一族などは社外からの人物を求めていましたが、ワンマンの下での「イエスマン」と捉えられていたアイガー氏への眼差しは厳しいものがあるようです(Slateより)。

Stewart paints a portrait of Iger as a man who survives and rises largely by keeping his head down and, more importantly, by not posing any kind of threat to Eisner.

スチュアート氏はアイガー氏を危険を避け、しかもより重要なことだが、アイスナー氏にまったく脅威を与えないことにより会社で生き残り、出世してきた男だと描いている。


いますね。こういう人。上司の脅威にならないってのは1つの会社にとどまる場合は大事ですが、アメリカは転職社会でもあるのでそういう生き方をするビジネスマンは「無能」のレッテルを貼られることを覚悟せねばなりません。アイガー氏がこんなに長くディズニーのナンバー2でいれたのは、結局外から誘いが無かったからに違いないって論調です。

Ironically, the qualities that allowed Iger to survive at Disney—extreme loyalty to an abusive boss and a disinclination to threaten the status quo—may have made him unattractive for outside companies.

皮肉なことだが、アイガー氏がディズニーで生き延びることができた能力、つまり虐待的な上司に対する極端な忠誠、現状維持を脅かす意欲のなさ、によりアイガー氏は他の企業にとっては魅力的ではなくなっていた可能性がある。

えらい言われ方ですが、こんなサラリーマンがナンバーワンになると結局困るのは株主、社員なんで、近いうちに一騒動あるかもしれませんね。ちなみに前任のアイスナー氏はアップルCEOのスティーブ・ジョブズのピクサーと喧嘩別れになった人物ですが、喧嘩別れは両方とも極端に強烈な性格だったせい、というのがもっぱらのウワサです。

March 13, 2005

女性重役との不倫でクビ:ボーイングCEO

3月11日付Financial Timesより

ボーイングのCEO、ストーンサイファー氏が女性エグゼクティブとの不倫で取締役会でクビにされましたが(その後奥さんは離婚を申し立てているそうです)、これがちょっとした議論を呼んでいます。

Economics tells us that it is the duty of managers to maximise value for shareholders while remaining within the law. What they get up to in their private lives should be of no concern - as long as it is legal and does not interfere with their work.

経済学の教えるところでは、マネジャーの義務は法の許す範囲の中で株主に対する価値を最大化することである。彼らがプライベートな生活で何をしているかは、それが合法的であり、仕事に差し支えない限り関係がないはずである。

FTはストーンサイファー氏の不倫は別に違法ではなく、また、不倫関係にあった女性のキャリアや報酬に対して影響を与えようとするというような会社員としての「御法度」をしていないこと、同氏の就任以来ボーイングの業績は悪くないこと、などをあげ同社取締役会の判断に疑問を投げています。

The CEO lost his job because he is a married man, a father, a grandfather and, to cap it all, nearing the end of his seventh decade. Rather than leaving it to Mr and Mrs Stonecipher to debate rights and wrongs behind closed doors, Boeing's board felt compelled to pass judgment.

CEOは既婚であり、父であり、祖父であり、その上70に近いという理由で職を失った。ボーイングの取締役会はストーンサイファー夫妻が内輪で物事の是非を議論するのにまかせず、この問題に対する審判を下す義務があるように考えたのだった。

FTは企業が個人のプライベートにまで倫理基準を押付けることに懸念を表明していますが、ここらへんが米国と欧州の違いであるような気もします。英国も欧州の中では保守的な方なんですが、米国はやはりピューリタン的なところが結構あります。

March 08, 2005

テキサス知事時代のテープが漏れたブッシュ

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これはちょっと古いニュースなんですが、2月末にブッシュがテキサス州知事時代に、父親のブッシュの補佐官だったDoug Wead氏と交わしていた個人的な会話のテープが漏れたと言うものですが、中々面白い会話が収められています。BBCからです。

"I wouldn't answer the marijuana question. You know why? 'Cause I don't want some little kid doing what I tried. You gotta understand, I want to be president, I want to lead,"

「私はマリワナの質問には答えない。なぜかって?小さい子供に私が試したことをして欲しくないからさ。分かるだろう。私は大統領になりたいし、(アメリカを)リードしたいんだ」

はは、まぁストレートというかなんというか、、、2000年の大統領選ではマリワナ関係の発言でゴアを相当にやっつけましたが、これを見るかぎり、すでにテキサス州知事時代にこのような質問に対して考えていたことが分かります。ゴアはちょっと相手をなめすぎていたかもしれません。次はキリスト教右派に対する対応について述べているところです。

"There are some proper ways to say things and some improper ways. I am going to say I've accepted Christ into my life. And that's a true statement."

「モノの言い方には良い言い方と、悪い言い方がある(モノは言いようだ)。私は人生にキリストを受け入れたというつもりだ。それにこれは本当のことだ。」

ここでも、大統領選においてキリスト教右派の支持が重要であるとすでに認識していたことが窺えます。個人的には次の発言が一番興味深かったですが。

(同性愛者を非難するように求める圧力に対して)"I'm not going to kick gays because I'm a sinner. How can I differentiate sin?"

「私はゲイの非難をしない。私だって罪人だ。どの罪がより悪いかなんて私に決めることなんてできない」

これは、なんとなく意外な感じもしました。

なぜこのテープが漏れたかですが、Doug Wead氏がもうすぐ本を執筆する予定があるそうで、その前宣伝のためにテープのごく一部をもらしたのではないかというのがもっぱらのウワサのようです。今回漏れたのはWead氏の持つテープのごく一部だそうで、大統領を辞めた後にたぶん大々的に「漏れる」んでしょうね。

  

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