カーン博士のブラック・マーケット

International Herald Tribune 3/21より
核兵器に関する資料を各国に売っていたと疑われているパキスタンのカーン博士のネットワークですが、単に兵器の青写真だけではなく実際の兵器製造上の詳しい手順も売っていたことが疑われています。

Nuclear investigators from the United States and other nations believe that the black market network run by the Pakistani scientist, Abdul Qadeer Khan, was selling not only technology for enriching nuclear fuel and blueprints for nuclear weapons, but also some of the darkest of the bomb-makers’ arts: the hard-to-master engineering secrets needed to fabricate nuclear warheads.

米国及び他の国々の核調査当局者は、パキスタンの科学者であるアブドラ・カディール・カーンによるブラック・マーケットのネットワークが核燃料濃縮技術と核兵器の青写真だけではなく、核爆弾製造の最も暗部にある技術のいくつか、すなわち、手に入れることが困難な、核弾頭を製造するのに必要な技術上の秘密も売っていたと確信している。

これは昨年パキスタンおよび中国からのものとみられる(もともとパキスタンの核兵器は、インドを牽制するために中国が技術供与したものです)、核弾頭製造の詳細な手順書がリビアで発見されたことに端を発しています。同様の資料はイランにも渡っており、北朝鮮に渡っている可能性もあります。
どうも、日本人が全般的に北朝鮮の軍事的脅威を軽く見る傾向があるのには少し心配です(核弾頭に関しては持っていないと見ている専門家も多いようです)。米国も第2次大戦前に日本の軍事力を軽視して太平洋で想定以上の打撃を被っています。中国からパキスタン経由で弾頭製造の詳細な手順書が流れている可能性があるのであれば、相当重く考えていた方が良いのではないでしょうか。まぁ、北の脅威をはやし立てるのは右傾化を狙うウヨクの企みだなんていう向きもありますが、サヨクの皆さんにしろウヨクの皆さんにしろ北朝鮮の脅威が実際どの程度なのかは「良く分かってない」というのが正直なところだと思いますが?

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