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November 12, 2005

フランス暴動

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フランスの暴動に関しては色々な記事が出ており、みんなそれぞれ色々考えさせるところがあるのですが、BBCのJohn Simpson氏の記事もなかなか出色のものでした。

Years of reporting on riots and revolutions have shown me that crowds display a mysterious collective sense which somehow overrides the perceptions and fears of the individuals who make up the mass. And crowds have a remarkable feeling for the weakness of government.

長年暴動や革命を取材した経験から、群衆というものがそれを構成する各個人の認識や恐れをともあれ圧倒する、不可思議な集合的意識を示すということが私には分かっている。そして群衆は政府の弱さというものに対して驚くほどの感受性を持っている。

Simpson氏によると、フランス各都市の郊外の北アフリカ、アフリカ移民の間にはもうずっと以前から大きな怒りがあり、平常時の週末でさえ20-30台の自動車が燃やされることも稀ではなく、暴力は普通のことだったようですが、少なくともシラクの中道右派政権が強力であった時期にはこの「暴徒」たちはこれほどの「蜂起」を起こすことはなかったとしています。

Thanks to the Revolution, violence even has a kind of virtue which it simply does not possess in a country like Britain. When government becomes incapable of change, the crowds in the streets have to do the changing for themselves.

フランス革命のおかげで、暴力にも英国のような国では単にあり得ないような美点さえ存在する。政府に変革の能力がなくなった場合には、街頭の群衆が自ら変革を起こす必要があるのだ。

Simpson氏は過去においてもフランスで見た、フランス機動隊のムスリムやアフリカ人に対する情け容赦のない暴力を例に挙げて、フランスの変革の必要性の大きさを書いています。

Last April, Amnesty International singled out the violence and racism of the French police towards the non-white people of the suburbs for particular criticism.

昨年4月に、アムネスティ・インターナショナルは郊外の非白人に対するフランス警察の暴力と人種差別を名指しし、激しく非難している。

少なくともシラク大統領がこの時点で、1968年のドゴールのように無策であれば、パリの街路に煙が再び立ちこめる可能性も全くないとは言えないのではないでしょうか。

November 09, 2005

胡錦濤主席訪英に手荒い歓迎

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Guardianより:

中国の胡錦濤主席は英国を訪問しましたが、前回江沢民主席が訪英した際には、反中国派の抗議デモを出来るだけ近づけないような警備が強く批判されたこともあってか、今回は胡錦濤主席一行の通る道をはさんで中国政府支持派と中国政府反対派がデモンストレーションする、なんとも英国らしい出迎えとなったようです。

Shortly after the Queen, the Duke of Edinburgh and Tony Blair met Mr Hu and his wife at Horse Guards Parade, the presidential convoy passed through opposing lines of pro- and anti-Chinese government demonstrators as it completed the journey to Buckingham Palace along the Mall.

女王陛下、エディンバラ公、トニー・ブレア首相が胡錦濤主席夫妻とホースガーズパレード(ロンドンの官庁街にあり、騎馬隊が行進することで有名)で会ったすぐ後、主席一行はモールを通ってバッキンガム宮殿に到着するまで、中国政府支持派と中国政府反対派の列の間を通り抜けた。

胡錦濤主席は反対派の方は全く見ず、駆り集められたと見られる中国政府賛成派の方にずっと手を振っていましたが、女王陛下などは両方の列を見渡しており、少し可笑しい感じでした。

The president was previously Communist party chief in Tibet where he responded ruthlessly to separatists' protests by declaring martial law. He last week called on the Dalai Lama to "renounce his Tibetan independence proposition".

胡錦濤主席は、以前はチベットにおける共産党の責任者であり、チベットで彼は分離派の抗議に対して戒厳令を宣言し、情け容赦のない対応をとった。胡錦濤主席は先週ダライ・ラマに「チベット独立の主張を放棄」するように要求した。

ついでに昔からのダライ・ラマ支持者であるチャールズ皇太子は、前回の江沢民主席訪英の際の晩餐会をボイコットして非難されていましたが、今回も米国から戻る「飛行機の都合」で晩餐会は欠席のようです。これもまた相変わらずですね。

  

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