2月13日付のFinancial Timesは日中関係に関しての結構長文の記事を掲載しています。記事自体は日本、中国双方からの観点を取り入れたものになっていますが、記事の最後はこう締めくくられています。
In a talk at a Beijing bookshop last month, Lin Zhibo, another People’s Daily writer, compared Japan to a “wicked wolf that specialises in eating people, particularly Chinese people”.
“The most serious thing is that, even now, the wolf has not admitted that it was wrong to eat Chinese people, much less accepted responsibility for the offence,” Mr Lin said in his speech, posted on the bookstore’s website.
China had not been too tough on Japan in the past but too soft, he said, concluding: “In a world of natural selection and survival of the fittest, we must teach our children to be wolves and not to be sheep.”
先月北京の書店で、人民日報のもう一人の執筆者(実際には論説委員)である林治波は日本を「人間、特に中国人を食い殺すことを得意とする邪悪な狼」にたとえている。
「最も重大なことは、今に至ってさえこの狼は中国人を食べたことを間違ったこととは認めていないし、ましてやその罪の責任を取ろうともしていない」と林は書店のウェブサイトに掲載された演説で語っている。
中国は過去において日本に対して厳しすぎたのではなく、寛大すぎた。と彼は語り、次のように結論している。「適者生存の世界において、我々は我々の子供たちに対して羊ではなく狼になることを教えねばならない。」
とんでもないといえばとんでもないんですが、日本人は怒る前に、両方の言い分を載せたこんな記事が掲載された時に、日中以外の外国人がそれをどう読むかということも少しは考えなくてはならないでしょう。
実際、日本の政治家は過去に何度も「罪を認めて」おり、「お詫びの円借款を行ってきた」わけですが、そのようなことは海外ではほとんど報道も宣伝もされたことはありません(実際には全く逆で、過去において「謝罪になっていない」という日本国内の報道がそのまま外国でも引用されて報道されてきています)。
このような報道がされた時に他国の人々が「??」と思うくらいであれば良いと思うんですけどね、、、これはメディアに怒るべきなのか、外務省に怒るべきなのか、、、しかし狼ですか。中国の記者も(日本の記者なみに)質(たち)が悪いですなぁ。