反日デモ2
最近このニュースばっかりで食傷気味なんですが、各メディアの書きっぷりも結構似てますね。今回はEconomist.comから、日本、中国双方への言及部分。
Japan could withhold approval from school books that sanitise the awful truth about its wartime record; and it could offer more compensation to the victims of its past occupations.
日本は戦争中の歴史に関するおそろしい真実を削除している教科書への認可を控えることも出来ようし、過去の占領の犠牲者により多くの補償を行うことも出来よう。
ところで、わたしは教科書検定自体に反対でして、教科書は親と学校が責任を持って選ぶものだと思っています(誰も責任持てないからお上にまかせてるのかなぁ)。検定しておいて、「民間企業のことだから」というのはちょっと苦しい様な気がします。まぁ、検定の目的が違うと言えばそれまでなのかもしれないんですけど。
As for the Chinese, it would require a willingness to sanction a joint textbook commission in which historians would be free to examine the two countries’ past, a readiness to give up anti-Japanese propaganda, and a willingness to engage in serious negotiations about disputed waters.
中国人に関しては、両国の過去を歴史家が自由に検討できる共同教科書委員会を認可する意思、反日宣伝を取りやめる意思、そして係争海域に関して真剣な交渉に取り組む意思が必要であろう。
まぁ、両方とも難しそうですが。。。そして最後にこう締めくくっています。
Only then might East Asia finally consign its past conflicts to the history books.
それらが為されて初めてアジアは過去の争いを歴史書の中に最終的に封じ込めることができる可能性がある。
ところで、欧米メディアを見ていると、「日本は過去に関して全然謝罪していない」とか「日本はまったく反省していない」という中国の主張をそのまま報道しているのを多く見かけます。いかに日本の外務省、メディアの情報発信力が無いかの証拠だと思うのですが、Economist誌は珍しくこの記事を以下の文で始めています。
JAPAN’S prime ministers and its emperor have apologised to China for the brutal conduct of the occupying Japanese army in the 1930s-1940s on no fewer than 17 occasions since the two countries restored diplomatic relations in 1972. ・・・But its expressions of regret have never been seen as quite sufficient, especially by China.
日本の首相および天皇は日中両国が国交を再開した1972年以来、日本占領軍の1930-1940年代の残忍な行為に対して、少なくとも17回にわたって中国に謝罪を行っている。・・・・しかし、その遺憾の念の表現が十分であるとみられたことは、特に中国においては、決してなかった。
コメント
「教科書は親と学校が責任を持って選ぶものだ」というお考え、共感しますね。今回の騒ぎがある以前から、文部省の指導要領や教科書検定を廃止し、各自治体の対応に任せるようにすれば、自分の郷土にそって、歴史や地理を編纂できるし、地元の文学者の作品を国語にするなど、随分、新しい内容が生まれるのではと思いました。ご滞在先での教科書はどんなふうになっていますか。台湾は日本と同じく指導要領と検定制度があり、最近は教育改革で批判が出ています。
投稿者: 蓬莱の島通信ブログ | April 22, 2005 06:43 PM
はじめまして。コメント有り難うございます。
英国では各学校の自由な採択になっているようです。フランスなんかは検定好きの国ですが、国は検定せずに各地方が認定教科書のリストを作っているみたいです。他にもいろいろなところを見ましたが、それぞれのようですね。
投稿者: くま | April 22, 2005 09:41 PM
これから中国匹夫代表の日本人向け講座が始まります。この講座が中日関係改善に少しでも役に立ってくれれば幸いです。もちろんこの講座は右翼から一気に脱皮し平常心に戻って始まる講座ですので、日本の皆さんもそのつもりで最後まで付き合ってくださればと願っております。
講座1 日本は中国の反日右翼の生産地---日本で長期滞在した中国人は9割以上が反日右翼に変心する
講座2 眠る龍と豚---日本人は中国について無知すぎる。日本のマスコミのせいではなく、対中意識の問題
講座3 日本の脱亜政治が問題---G7に写る日本人の顔はどうも似合わない。まるでチンパンジー群れの中の小さな猿みたい
講座4 勝てば官軍、負ければ賊軍---日本人は中国に対して今も官軍のつもりでいる
講座5 中日関係はお金ではなくて心である---3兆円というお金だけで心の傷を癒したと想うのは大きな間違いである
講座6 中韓日3カ国が本当の意味で仲良くなるその時、世界のバランスは完璧に取れる---日本の脱亜のせいで力が欧米の方に傾いている
投稿者: 中国匹夫代表 | May 5, 2005 01:31 PM