アメリカでもサラリーマン根性
ディズニーの前CEOのアイスナー氏は極めてエゴの強いCEO(まぁ大企業のCEOは大体そうですが)として知られていましたが、後任のCEOはナンバー2だったアイガー氏となりました。創業一族などは社外からの人物を求めていましたが、ワンマンの下での「イエスマン」と捉えられていたアイガー氏への眼差しは厳しいものがあるようです(Slateより)。
Stewart paints a portrait of Iger as a man who survives and rises largely by keeping his head down and, more importantly, by not posing any kind of threat to Eisner.
スチュアート氏はアイガー氏を危険を避け、しかもより重要なことだが、アイスナー氏にまったく脅威を与えないことにより会社で生き残り、出世してきた男だと描いている。
いますね。こういう人。上司の脅威にならないってのは1つの会社にとどまる場合は大事ですが、アメリカは転職社会でもあるのでそういう生き方をするビジネスマンは「無能」のレッテルを貼られることを覚悟せねばなりません。アイガー氏がこんなに長くディズニーのナンバー2でいれたのは、結局外から誘いが無かったからに違いないって論調です。
Ironically, the qualities that allowed Iger to survive at Disney—extreme loyalty to an abusive boss and a disinclination to threaten the status quo—may have made him unattractive for outside companies.
皮肉なことだが、アイガー氏がディズニーで生き延びることができた能力、つまり虐待的な上司に対する極端な忠誠、現状維持を脅かす意欲のなさ、によりアイガー氏は他の企業にとっては魅力的ではなくなっていた可能性がある。
えらい言われ方ですが、こんなサラリーマンがナンバーワンになると結局困るのは株主、社員なんで、近いうちに一騒動あるかもしれませんね。ちなみに前任のアイスナー氏はアップルCEOのスティーブ・ジョブズのピクサーと喧嘩別れになった人物ですが、喧嘩別れは両方とも極端に強烈な性格だったせい、というのがもっぱらのウワサです。