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女性重役との不倫でクビ:ボーイングCEO

3月11日付Financial Timesより

ボーイングのCEO、ストーンサイファー氏が女性エグゼクティブとの不倫で取締役会でクビにされましたが(その後奥さんは離婚を申し立てているそうです)、これがちょっとした議論を呼んでいます。

Economics tells us that it is the duty of managers to maximise value for shareholders while remaining within the law. What they get up to in their private lives should be of no concern - as long as it is legal and does not interfere with their work.

経済学の教えるところでは、マネジャーの義務は法の許す範囲の中で株主に対する価値を最大化することである。彼らがプライベートな生活で何をしているかは、それが合法的であり、仕事に差し支えない限り関係がないはずである。

FTはストーンサイファー氏の不倫は別に違法ではなく、また、不倫関係にあった女性のキャリアや報酬に対して影響を与えようとするというような会社員としての「御法度」をしていないこと、同氏の就任以来ボーイングの業績は悪くないこと、などをあげ同社取締役会の判断に疑問を投げています。

The CEO lost his job because he is a married man, a father, a grandfather and, to cap it all, nearing the end of his seventh decade. Rather than leaving it to Mr and Mrs Stonecipher to debate rights and wrongs behind closed doors, Boeing's board felt compelled to pass judgment.

CEOは既婚であり、父であり、祖父であり、その上70に近いという理由で職を失った。ボーイングの取締役会はストーンサイファー夫妻が内輪で物事の是非を議論するのにまかせず、この問題に対する審判を下す義務があるように考えたのだった。

FTは企業が個人のプライベートにまで倫理基準を押付けることに懸念を表明していますが、ここらへんが米国と欧州の違いであるような気もします。英国も欧州の中では保守的な方なんですが、米国はやはりピューリタン的なところが結構あります。

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