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EUの対中武器禁輸解除

EUによる中国への武器禁輸解除が迫っています。英国Economist(2月3日)は以下のように報じています

The French have led the effort to get the embargo lifted, in the hope of selling Dassault fighters and of persuading the Chinese government to allow Chinese airlines to buy Airbus passenger jets. With the embargo set to be removed by the end of June, the Chinese ended restrictions last week on orders for Airbus's big new A380 aircraft, which desperately needs business from Asian carriers.

ダッソー(ミラージュ)戦闘機の販売と、中国の航空会社によるエアバス旅客機の購入に対して中国政府に許可を行うよう説得する期待を持って、フランスが対中武器禁輸の解除への取り組みをリードした。6月末をもって禁輸は解除されることとなり、中国政府は先週、アジアの航空会社からの注文を是が非でも必要としているエアバス社の新大型機A380の注文に対する規制を解除した。

禁輸の解除の目的が主にフランスによるミラージュおよび国策会社エアバスの新型機販売にあったとしていますが、短期的には欧州軍事メーカーによるアメリカ市場へのアクセスを困難にするため、商業上もそれほど良いアイデアとも思えません。

So the French rush to get into the Chinese defence market could stymie European ambitions in America—roughly half the global market for advanced military equipment such as aircraft and missiles.

したがって中国の国防市場に参入しようというフランスの突進は、航空機やミサイルといった先進的な軍事機器の世界市場の約半分を占める米国市場における欧州企業の野心を阻む可能性がある。

やはり、商売とともに、米国に対する対抗心の表れともとれますが、もともと中国に対する武器禁輸は天安門事件に対する抗議であったはずです。そして先ほど亡くなった趙紫陽氏に対する対応を見ても中国政府の姿勢にほとんど変化が無いことも明らかです。10億人市場とアメリカに対する対抗心の前ではそんなことは何でもないってとこでしょうか。

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