米国市場は相変わらず元気で、S&P 500は先週の金曜日以降節目の1015をしっかりと上回っています。昨日はセルサイドの方々の守護神ともサンタクロースとも言うべきバーナンキ先生の再任が発表されて、気の早いテクニカルな方々の間では、短期的に次の重要な線である1120を試す展開を予想される方も結構いらっしゃるようです。
当面は足下の数字は改善が続くと思われますので、その限りにおいては市場の勢いは支えられるのかもしれません。
ただし、私は長期的には株価は利益と成長率で決まるという迷信の信者なので、現在の株価が正当化されるには翌年の利益、成長率共に相当の良いニュースが必要であると思っています(しかし、例えばAllen/Galeのような賭けの損失の完全救済と流動性拡大の組み合わせの「資産価格バブル」モデルに従えば話は別ですが・・・ こっちが正解だったりして)。
現時点では、超々強気のセルサイド(まぁ、ショーバイですが)、強気のファンマネ連中などに比較すると、大手の機関、個人投資家などはそれほど温まっておらず、低水準で安定している債券の利回りや、さほど安定しているとは言えないクレジットスプレッドにそれが現れているように思えます(ただし、債券ワールドでも、ジャンクに近い方が一貫してアウトパフォームしているという傾向はかなり明確です)。ここら辺が変わってくると、景気回復期待も本物なのかもしれませんが・・・
