2008/11/20 木曜日

「音楽ビジネスに問題なんかない。問題なのはCDビジネスだ」

最近、ワーナーミュージックの株価が2ドル台を低迷するなど、音楽ビジネスではあまりロクなハナシを聞きませんが、そんな中、Grammy Northwest MusicTech Summitでの、元Yahoo Musicのイアン・ロジャース氏(Top Spin)によるキーノートが少し話題を呼んでいます。

例えば、同氏が挙げている数字を少し拝借すると、

- 2007年のiPodの販売台数は前年比59%増の5300万台
- P2Pファイル共有量は前年比36%増
- オーディオ・ストリーミングは前年比25%増

音楽に対する支出でも

- 2007年の音楽購入回数は2006年の13億回から16億回に増加
- 全世界のデジタル音楽の売上高は前年比40%増
- 北米のコンサート収入は前年比8%増で史上最高
- ビニールのLP盤の売上高ですら前年比35%増(!)

と、好調さが強調されています。同氏によると「音楽ビジネスの不調」は、アーチストや音楽ファンについていけない、既存の音楽事業のエスタブリッシュメントの問題ということになります。

このキーノートでは、同氏がデビッド・バーンとイーノのアルバムのリリースのサポートをした話などもあり、音楽関連の話題に興味のある人は一通り目を通しても良いと思います。

Ian Rogers: Grammy Northwest MuiscTech Summit Keynote

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