コンファレンス・ボードの10月の消費者信頼感指数は38.0と、9月の61.4(修正後)エコノミストの予想の52程度を大きく下回ったようですが、株価の方は相変わらず気ままな(笑)ジェットコースターのようにダウは+890で引けました。
過去のデータでは、信頼感指数の底と、株価(S&P500)の底は大体前後2-3カ月の幅で一致しているようですが、今回はどうなんでしょうか。(過去と言ってもサンプルが数回だけですからあまり当てになりませんし、10月の信頼感指数が底かどうかもまだ分かりませんが。)
ところで、信頼感指数の方に関しては報道だけみてると何か良く分からんという典型のような気もします。
例えば、10月の調査でもほとんど10%近い回答者が現況は良いと回答し、半分は普通だと答えています。もちろん現況が悪いと答えている人の割合が増えているわけで、38%に上昇しているのですが、6割が「良い/普通」で4割が「悪い」というのは、それほど悪いんでしょうか(最近は「現況が悪い」のは1割台が普通だったので、選挙を前にして共和党にとっては非常に悪い数字であることは確かですが)。
実際に大幅に下がっているのは今後の予想です。ただ、予想は当てにならんというのは誰でも同じですが、特に消費者の先行きに対する感覚は大きくぶれ易いところがあります(ほんの1年くらい前には大多数が先行きは良くなるとか安定しているとか答えていました)。
1980年代には状況が悪いと回答していた人が6割近くに達していた月もあったわけですから、現時点では少なくとも天が落ちるとか、地面が割れるとかには程遠い、というのが米国の消費者の状況の様な気がします。
