2007/9/6 木曜日

雑談:日本人の60%はガイジンを人間と思っているということについて

なんか時差の積み重ねで少しダウンしているので、ちょっと軽い話(っていつでも軽いですが)でも。

この間見かけたのですが、最近の世論調査では、「日本国籍を持たない人でも、日本人と同じように人権は守るべきだ」と答えた人が前回2003年の調査と比較して「5.3%も上昇して」59.3%になったそうです

目出たいことですが、残りの4割くらいの人は、ガイジンはやはり人間ではないと思ってるってことでしょうか?上のリンクでは「Human Rights」と「ジンケン」は違うんだから4割くらいそんな人がいても驚かないなんて意見ものってたりして、これまた面白いことです。

まぁ「ジンケン」が「Human Rights」の直訳であるとしても、日本語と英語では分節化の構造も違いますから、この2つの言葉が「違う」のは当然ですが、これでは4割が「ガイジンにはジンケンはないかも知れない」と思っている(かもしれない)ことの理由にはなっていないような気がします。

合理的な説明は、「ジンケン」というのはどうもかなりSelectiveでDiscriminatingな概念で、その対象に入らない「人」が一杯いる(らしい)ということではないでしょうか。

「株主平等の原則」の対象に入らない外人は「ジンケン」の対象にはならないのかもしれませんし、生活保護を打ち切られて亡くなった方もそうかもしれません。モンゴルあたりから来てお稽古サボって大騒ぎのお相撲取りなんかもそうかもしれません。

私は結構いろんなとこで仕事したことがありますが(それにまぁいい加減ではありますがそこそこ愛国者であったりすらしますが)、余所者やマイノリティ、(一定のレベルを下回る)貧しい人に対する日本人の感覚には時々薄ら寒くなることがあります。また、日本ほど「赤」のつく貧乏人の暮らしにくい先進国は、他にはあまり見たことがない様な気もします。

結局みんなダンゴになって寄り集まっている重心を中心として、その重心から遠くなるほど「人」ではなくなっていくのが「ジンケン」の構造なんじゃないかと思います。ついでに言うと、最近そのダンゴがちょっとばらけてきてる(ように感じられる)ので居心地が悪くなる人が多くなって(どこまでが「人」なのか分かりにくくなりますから)「格差がワルい」なんて話になってるんじゃないでしょうか。

「市場主義者」のブレアの国では生活保護で暮らしながら「ハリーポッター」を書いた人もいるようですが、格差だなんだとか大騒ぎしてる国でおにぎりひとつ買えず餓死する人がいるってのもこの「ジンケン」の構造のせいかもしれません。

内閣府世論調査

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コメント

  1. コメント by wms — 2007/9/7 金曜日 @

  2. 17年度

    コメント by night rider — 2007/9/7 金曜日 @

  3. 「市場主義者

    コメント by K — 2007/9/7 金曜日 @


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  5. wms

    コメント by plateaux — 2007/9/8 土曜日 @

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