2007/9/1 土曜日

サブプライム:ブッシュの政策転換??

ブッシュ大統領がサブプライム・ローン問題で政府がアクションを取る旨のスピーチをしたそうです。WSJ(や、気楽になりたい株屋さんたち)は「大きい政策変更」なんて騒いでいるようです。

WSJの記事から一部を抜粋すると

当面、政府が住宅所有者を援助するための主なビークルはFHA(連邦住宅局)である。FHAは融資は行わないが、リスクの高い借り手が融資を受けることができるように保証を行う。FHAが返済滞納者のために保証を行うことにより、新たに8万の住宅所有者が2008年に借り換えの融資を受けることができるようになり、借り換えに対する保証の対象となる住宅所有者は合計で24万人になるとみられる。

・・・・8万?ですか?。少なくとも数百万世帯がサブプライムの変動金利のリセットの対象になることを考えると、実体的にはほとんどまったく意味がないと思われます。しかし、このタイミングでこういうことができるとは、やはりブッシュ大統領(なのかヘンリー・ポールソンなのか知りませんが)はタダ者ではないような気もします。

まず、これで直前のバーナンキ先生の発言はみんな都合良く忘れちゃいましたし、おまけに多くの金融機関の年度末の日ということで「ネコだまし」には絶妙のタイミングと言えます(それに連休前で連休後にはみんな細かいこと気にしてないでしょうし)。

「何もしなくても、何かしているように見せる」というのは言われているほど簡単なことではないですが、これはお手本のような見事な腕前と言えるでしょう(いや、本当に半分以上はほめてます)。

WSJ

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