米国連銀はFF金利を0.25%上げて4.75%にしましたが、市場は大体5%あるいは5%超えを予想する声が増えているようです。
今回のFOMCはバーナンキになって初めてなので、皆さん色々「何か」を期待していたようですが、FRBの声明も相変わらず何とでも取れるという感じで、WSJ言うところの「バーナンキは連続性を選択した」という見方が結構多いようです。
しかし、俗にFed Watcherと言われている人々は相当な「非連続性」を感じているのではないでしょうか。
グリーンスパンが長かったおかげでグリーンスパンの時代にはFRBの声明をどう解釈すべきかというゲームのルールを(非明示的であっても)お互いが良く分かってやっていたと言うところがあります。
つまり、皆さん毎回FRBの声明をその前の声明と見比べてちょっとタカ派的な単語が入ったとか、ちょっとハト派の文章が入ったとかで上だ下だと言ってた(で、おそらくグリーンスパンもそういうのを十分認識して市場に与えるアナウンス効果を考慮して声明にしていたと思いますが)という部分が大きかったわけです。
しかし、今回はいくら字面が今までのに似ているからと言って、バーナンキが肝心のグリーンスパン時代の「ルール」まで「連続性」を守るかどうかってのが全然分かりません。というか、グリーンスパンのまだるっこしいゲームのルールまでバーナンキが「連続性を守る」と考える合理的理由は全くありません(少なくとも長期的には)。
というわけで、皆が予想していたより、連銀議長の交代は期待の形成(のされ方)に少なくとも短期的には大きな影響を持ちそうです。今回もかなり見方が割れているのも、ここらへんにも少し理由がありそうに思います。

確
コメント by 本石町日記 — 2006/4/4 火曜日 @
コメント by 匿名 — 2006/4/6 木曜日 @