マンキュー先生の新年7つの誓い
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ブッシュ政権のCEAの委員長なんかになったために、右からも左からもズタズタにされて学校に戻ったマンキュー先生ですが、1月3日のWSJに「Repeat After Me(私の後について繰り返してね)」というなかなか面白い文章を書いています。
これは新年に向けての7つの誓いの文章なんですが、別にマンキュー先生自身の誓いではなく、忙しくて考える時間のない政治家の代わりに7つの誓いを作ってあげた、という体裁になっています。そこで「後について繰り返してね」となるワケです。このうちのいくつかは日本の政治家にも使えそうですけど「Repeat After Mankiw」する人はほとんどいないでしょうねぇ(日米とも)。以下、さわりの部分を紹介・・・
1. 今年、私は財政の混乱状況に対し率直に向き合います。私は連邦政府の財政が持続不可能なコースにあることを知っています・・・・
2. 今年、私は明確に自由貿易を支持します。私は米国消費者に対して安い製品を提供するということで中国を攻撃することを止めます・・・
3. 今年、私は農民に自由市場を受け入れることを求めます。私は、本当に必要な人に対しては、政府がセーフティネットを提供する必要があると信じてはいますが、多くは豊かな農民に対する補助を、納税者が支出する必要はありません。
4. 今年、私は税金の中にも良い税金があるということを認めます。すべての人が税金を嫌いますが、政府の運営には財源が必要であり、実際、税金の中には課税により良い影響を与えるものも存在します・・・
5. 今年、私は連銀叩きに走ることを控えます。バーナンキはグリーンスパンの威光を継承しないため、連銀叩きの誘惑に駆られるかもしれませんが、その誘惑と戦います。米国の中央銀行の独立性には合理性があると私は知っています・・・
6. 今年、私は1ペンス銅貨の廃止に賛成します。貨幣制度の目的はモノの交換を可能にすることですが、1ペンス銅貨はもはやその目的を果たしていないことを認めざるを得ません・・・
7. 今年、私は政府が成し得ることに関して謙虚になります。経済的繁栄は政府のプログラムからではなく、起業家精神のきらめきによってもたらされるものであるということを私は知っています・・・
さわりでは面白さもイマイチなので、WSJの購読者は全部読むことをおすすめします。これを読めばマンキューが左からメタメタにされつつもなぜ学生に依然として人気があるか、そしてCEA委員長としてなぜ左右からケチョンケチョンにされたか良くわかります。私? マンキューは相変わらず好きです。
