マズいCCCD(しかも危険)
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Sony BMGのCCCDに関しては数ヶ月前からいろんなところで話題になっていましたが、もともと海賊コピー防止というよりはAppleのiPodに対する嫌がらせという面の方が大きいんじゃないかと疑われるところもかなりあって評判は散々のようでした。
で、最近My Morning Jacketとかいう、ちょっと変わったむさ苦しいバンドのCDをみていて、米国版がやはりこのCCCDだと分かったのですが(なぜか日本版はプロテクションなしでしたが。追記:11/10/05 - このCCCD自体が今大騒ぎになっているrootkit入りのコピー・プロテクションかどうかは未確認です-11/15/05追記:このディスクにはrootkit入りのXCPは仕込まれていないようですが、SunnCommのMediaMaxという、これまたアンインストールできない、しかもユーザのデータを密かにSunnCommのサイトに送信するソフトが仕込まれているようです・・・)、やはり評判が散々なのはさておき、驚いたのはコピー・プロテクションを付けるというのをレーベルもアーチスト本人も全然関知していなかったらしいということでした。
レーべルであるATOレコードのサイトを見ると、
私たちATOレコードは、私たちのディストリビューター(筆者注:Sony BMG)によるコピー・プロテクションのために一部のユーザーが経験している問題に気付いています。私たちも、私たちのアーチストもこのようなテクノロジーの使用の許可を与えたことはありません。私たちの許可など必要としないというのが、私たちのディストリビューターの見解です。私たちの決定できる場合であれば常に、私たちが過去においてもそうしてきたように、私たちはコピー・プロテクションの使用は差し控えるでしょう。・・・(中略)・・・皆さんが購入したディスクを聞こうとして直面した問題に関しては、お詫びのしようもありません。この残念な状況が解決された後で、皆さんに長く音楽を楽しんで頂けることを望んでいます。
ちなみに、このATOレコードは、ライブ等でファンがアーチストの演奏を録音するのを許可しているレーベルであり、それを考えるとますますこの状況が異常に感じられます。ったくなんと言って良いのか分かりませんが、もともと連中にはほとんど期待していないとはいえあきれました・・・
未確認情報ですがついでに書いておくと、SysInternalsのMark Russinovichさんの記事によると、SonyのCCCDは付属のプレーヤーを実行する際にRootkitというコンピュータのハック用に使われるソフトウェアを密かにインストールしている可能性があり、しかもWindowsのシステムとあまりに密接に統合されているため、アンインストールしようとするとシステムに異常を起こす可能性があるとのことです。彼によると
これら全ての経験はいらだたしいものだった。Sonyは通常マルウェアがその存在を隠すために用いる技術を使用したソフトウェアを私のシステムにインストールしただけでなく、そのソフトウェアはヒドいもので、しかもアンインストールする方法もない。(中略)もし偽装されたファイルをユーザが消去しようとすると、コンピュータをダメにすることになる。メディア業界には不正コピーを防ぐためにコピー・プロテクションを使用する権利があると私は思っているが、(中略)Sonyのこのケースはあきらかに行き過ぎの良い例だ。
少なくとも、SonyのCCCDをコンピュータに突っ込むのはやめたほうが良さそうです。しかしヒドい話です。まさか、音楽業界を壊滅させるためにタリバンの工作員が業界に潜入してるとか、、、

コメント
ITmediaでもRootkitの件が報道されてますね。とんでもない状況のようでビックリ…。
投稿者: wms | November 2, 2005 07:31 PM
しかし本当とすると、タダでは済まないような気もいたしますが・・・
投稿者: くま | November 2, 2005 10:03 PM