FRB利上げ、ECBもおそらく?
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FRBが予想通り25bpの利上げを行いました。依然としてFRBは現在のスタンスを「monetary policy accommodation」(まぁ、緩和的政策とでも言うんでしょうか)とみており、今後大きな変化がない限り、今後も利上げを続けるとみられます。まわりのお金アニマルはまたまた怒ることでしょう。まぁ、エネルギー価格のスピルオーバーなどでインフレが顕著になってからではよりドラスティックな利上げが必要になるというリクツも(完全に)根拠がないとは言いきれませんが。
他の地域では、デフレの輸出地帯と言われていたアジアも最近設備稼働率がかなり高くなっており、エネルギー価格のスピルオーバーも相まって、タイ、インドネシア、フィリピン、台湾、インド、韓国などが相次いで利上げに動いています(単純に対ドル安定のための対米追随ってことも大きいかも)。
そして、もう1つ最近ウワサが大きくなっているのが欧州中銀ですが、12月までに25bp、来年3月までにもう1回最低でも25bpの利上げを予想する向きが多いようです。欧州でもエネルギー価格上昇からヘッドライン・インフレはすでに2.5%に達しており、ECB副総裁のルーカス・パパデモス(Lucas Papademos)もエネルギー価格の飛び火(と消費者金融の高い伸び)に対しかなり強い調子で懸念を表明しています(DJ Newswireより)。
ただ、欧州経済は結構脆弱なので、11月中旬に発表される第3四半期のGDPデータが相当強くないと(いや、相当強くても)、今年中の利上げには相当抵抗が強いのではないでしょうか。
トリシェは「上げるぞ〜、ほんとに上げるぞ〜」という口先介入でインフレ期待をコントロールできると言ってきましたが、今までその通りにやってきたので、そろそろ何もやらないとオオカミ少年化して誰も信じてくれなくなるってのが本音だったりして・・・
