石油中毒・・・
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保守派の雑誌としてはEconomistの表紙には時々少しWickedなセンスがありますが、今週号もちょっと意地の悪い表紙でした。
Economistは原油の価格上昇に関して、基本的に経済の好調を反映した米国および中国の過剰消費を挙げており、このエネルギー効率が悪く過剰高成長の2大経済が原油価格を押し上げる事によって、比較的成長率の低い欧州などの経済に実質的に「原油税」をかけているとしています。
税率の引上げなどによる米国におけるガソリン価格の上昇(による原油需要の抑制)、中国国内での石油価格統制および補助金の撤廃による原油価格上昇の市場価格への反映(による原油需要の抑制)が好ましい解決としていますが、ってことはこりゃ無理ですね。
この記事見た複数の米国人の反応では以下のようなものが多かったです・・・
「大体英国とか日本みたいに小さくって国中電車が走っている国じゃないんだから、ガソリン高くするってのはナンセンス。それにさ、米国でガソリン増税してガソリン消費が減ればどーなんのさ。石油価格は下がるかもしれないけど、それで喜ぶのは中国でしょん。今の価格(以上)でも連中買いだって言ってるんだから、米国で減った分中国が喜んで一杯買うの目に見えてるじゃないの。結局原油価格はそんなに下がらないし、何で中国喜ばすために米国で増税しないといけないのさ」
まあね、十理はなくても一理はありますね。残念ながら。それできっと中国人に聞いても同じような事言うんでしょうねぇ。

コメント
>メキシコ湾の原油生産の95%、天然ガス生産の88%が停止
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050831-00000021-san-int
これはちょっと火に油を注ぐような状況になってきましたね…。
投稿者: wms | August 31, 2005 10:54 PM
良いシナリオ:原油高でオルタナティブ・エナジーへの転換が進む(米国での風力発電はここ数年間大変な成長のようです)
悪いシナリオ:石油禁断症状の米中両巨人大暴れで原油ますます高騰、世界経済を直撃
なんか、両方同時に起こりそうですね・・・
投稿者: くま | September 1, 2005 12:46 AM